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FBA納品代行とは?代行内容から業者を選ぶ際の比較ポイントまで

海外から商品を仕入れ販売する輸入ビジネスは、日本と海外の商品価格の差による利益が期待できます。しかし、個人で輸入販売を行うためには、在庫管理や納品など、手間がかかる作業が膨大にあります。

しかし、輸入販売における大部分の作業をFBA納品代行業者に委託することで、スムーズに、ビジネスを進めることが可能となります。

今回は、「FBA納品代行のサービス内容」や「FBA納品代行のサービスの利用に向いている人」について解説します。さらに、FBA納品代行業者を選ぶ際の比較ポイントも紹介するため、FBA納品代行の利用を検討している人は、ぜひ当記事を参考にしてみてください。

1.FBA納品代行とは?

FBAは「Fulfillment by Amazon」の略で、Amazonが提供する商品販売代行サービスのことです。Amazonの物流拠点に商品を預けることで、Amazonが商品保管・注文処理・配送・返品など、さまざまなカスタマーサービスを代行してくれます。

インターネット通販サイトであるAmazonでは、自己発送による商品販売が可能ですが、FBA納品代行を利用することで、以下のようなメリットが得られます。

  • 商品の在庫を保管する場所として、AmazonのFBA倉庫を利用できる
  • 注文を受けた際に、Amazonが商品発送を代行してくれる
  • 配送後の返品やカスタマーサービスをAmazonが対応してくれる
  • 商品販売ページにプライムマークが表示される

FBA納品代行に業務委託することで、販売者は商品販売に必要な作業を軽減できます。さらに、商品ページにプライムマークが表示されることにより、お客様の信頼度・商品の売上を上げることが可能です。

ただし、FBA納品代行を利用するためには、商品をAmazonの倉庫に納品しなければなりません。また、FBA納品代行を利用して商品をAmazonの倉庫に保管する場合は、在庫保管手数料が発生します。商品が売れずに保管日数が長くなれば長くなるほど、手数料が高くなるため、保管日数をしっかりと把握しておくことが大切です。

ここからは、FBA納品代行の具体的なサービス内容について、さらに見ていきましょう。

1-1.基本的な代行サービスの内容

FBA納品代行の基本的なサービス内容には、以下の4つがあります。

〇商品の受け取り
FBA納品代行のサービスを利用する際は、商品をFBA納品代行会社宛てに送ります。輸入販売においては、海外のAmazonなど、インターネット通販サイトから直接商品を送ることが可能です。

〇検品作業
送付した荷物を検品する場合は、Amazonに納品する商品ラベルと配送ラベルのファイルデータをFBA納品代行会社に送付する必要があります。商品ラベルや配送ラベルなどのファイルデータは、FBAのマイページからアクセスすることでダウンロードできます。

〇商品・配送ラベルの印刷
FBA納品代行会社が検品作業では、商品のファイルデータをもとに、商品の数量を確認したり、破損している箇所がないかをチェックしています。検品作業で問題がないことが確認された商品は、FBA納品代行会社が商品・配送ラベルを印刷し、商品にラベリングを行います。ラベリングには、再剥離タイプのラベルが使用されるため、購入者は、ラベルを綺麗に剥がすことが可能です。

〇梱包・出荷
海外から届く荷物の段ボールは変形や傷が多く見受けられるため、FBA納品代行会社では、商品を新たに梱包してFBAに出荷します。

代表的な代行サービス以外にも、オプション料金を支払うことで、商品写真の撮影・商品コメントの挿入・ラッピングなど、輸入販売の作業を省くことができるため、ビジネスの効率を格段に上げることができます。

2.FBA納品代行は利用するべき?メリットで分かる「向いている人」とは

FBA納品代行を利用するべきかを決定する際は、料金以上に利益を増やせるかどうかを基準として利用を決定しましょう。FBA納品代行のサービスを利用するメリットから、FBA納品代行に向いている人のタイプを知ることができます。

①輸入販売における面倒な作業を委託できる
FBA納品代行のサービスを利用することで、梱包や配送等の作業が不要となります。納品作業に手間をかけたくない人は、FBA納品代行の利用に向いているといえます。

②商品に保管に必要なスペースをなくせる
FBA納品代行は、商品を納品するまでは、仕入れた商品を保管するスペースの確保が必要です。しかし、FBA納品代行会社によっては、商品を直接送付できるサービスを利用することができるため、仕入れた商品により自宅が圧迫されることはありません。
FBA納品代行のサービスを利用することで、気軽にビジネスを始めることができるため、商品の保管スペースを確保できない人に適しています。

③仕入れから納品までの期間を短縮できる
輸入販売では、商品の流行り廃りを予測することが重要です。FBA納品代行のサービスを利用し、需要に応じて迅速に商品を販売することで、大きな利益を得られたり、仕入れから納品までの期間を短縮できたりします。
そのため、商品を仕入れから納品までスムーズに行うことが難しい人は、FBA納品代行の利用に向いているといえるでしょう。

3.FBA納品代行業者を選ぶ際に役立つ3つの比較ポイント

FBA納品代行サービスは、手軽に輸入販売を始めるために有効な手段です。しかし、FBA納品代行サービスを提供する業者は数多くあります。

そのため、FBA納品代行業者に輸入販売を依頼する際は、3つの比較ポイントを押さえて選びましょう。

3-1.料金システム

FBA納品代行業者には、一般的に以下の5つの料金システムを導入しています。

  • 基本料金
  • 配送料
  • 保管料
  • 梱包料
  • ラベルの印刷と貼付

料金システムでFBA納品代行業者を比較する場合は、上記で挙げた5つの中でも、「基本料金」と「配送料」に注目して、自分に適したFBA納品代行業者を選びましょう。ただし、料金体系は業者によって相違が出やすい項目であるため、注意が必要です。

さらに、取り扱う商品の量によって、料金システムは異なります。取り扱う商品の量が多い販売者は、「基本料金が高く配送料が安い」FBA納品代行業者を選ぶことで、配送料を安くすることが可能です。
反対に、取り扱う商品の量が少ない販売者は、商品発送の機会も少なくなるため、「基本料金が安く配送料が高い」FBA納品代行業者に輸入販売に依頼すると良いでしょう。取り扱う商品の量が少なければ、基本料金を抑えることができます。

3-2.納品スピード

輸入販売において、仕入れから納品までのスピードが速いことが重要です。需要が変化しやすい商品を販売する場合は、仕入れから納品までの期間を短縮し、利益を出しやすくなるため、FBAへの納品に対するスピードを重要視している業者を選びましょう。

納品スピードが遅いと、ライバルが増えたり、商品の需要が落ちたりするなど、商品を販売する機会を逃しやすくなるため、利益の損失に繋がります。また、販売されなかった商品は在庫となり、在庫保管手数料が発生するため、より納品スピードが早いFBA納品代行業者を選ぶことが大切です。

3-3.サポート体制

輸入販売を初めて行う場合、税関の通過方法・荷物の重量制限・レートの変動・出品が禁止されている商品など、輸入販売のノウハウを学ぶことが必要です。そのため、輸入販売におけるサポート体制が整っているFBA納品代行業者を選ぶことで、輸入商品の販売方法など輸入販売のノウハウを学ぶことができます。

また、トラブルが起きた際もFBA納品代行業者が親身にサポートしてくれるため、特に輸入販売が初めての人はサポート体制の整ったFBA納品代行業者を選びましょう。

輸入販売する商品は販売者ごとに異なり、食品であれば商品の賞味期限に気を配る必要があります。そのため、会社の規模だけでなく、1人ひとりに適した対応をしてくれるFBA納品代行業者を選ぶことが大切です。各販売者1人に担当者が付き、販売者とともに輸入販売のサポートを行ってくれるFBA納品代行業者を利用することで、輸入販売における問題を早く解決することができるでしょう。

まとめ

輸入販売は、FBA納品代行のサービスができたことで、個人でも始めやすいビジネスとなりました。ビジネスでは、作業の一部をFBA納品代行業者に業務を委託することで、自分がやるべき仕事に集中することができます。

しかし、FBA納品代行を利用する際は、販売する商品や販売方法に適したサービスであるかを事前に確認しましょう。FBA納品代行業者によって、提供しているサービスが異なるため、自分の販売方法に合ったオプションサービスがあるFBA納品代行業者を選ぶことがおすすめです。

輸入販売における利益を増やすためにも、自分に適したFBA納品代行のサービスを上手く活用しましょう。

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