hero-pages2

コラム

中国輸入代行BANRI

中国(アリババ・タオパオ)の輸入代行・買い付け・仕入れならBANRI > キーワード情報一覧 > 【中国輸入】OEMとは?成功に近づくコツと初心者におすすめの方法

【中国輸入】OEMとは?成功に近づくコツと初心者におすすめの方法

「中国輸入」や「OEM」と聞くと難しいイメージを持たれる方が多いですが、初心者でも成功に近づくことは十分に可能と言えるでしょう。

安定した収益を得られるまでの時間がかかるものの、知識や市場調査などを怠らず継続的に行うことで、のちに大きな資産として返ってくる可能性もある事業です。しかしそのためは、いくつかの手順を踏み、成功する正しい方法を実践しなければなりません。

そこで今回は、中国輸入におけるOEMのおすすめの販売方法から、成功に近づくコツを分かりやすく紹介します。

1.【中国輸入】OEMとは?個人でも始められる?

そもそもOEMとは、”Original Equipment Manufacturing”の頭文字をとった略称のことで、自身で設計した製品の製造を委託者に行ってもらうことを指します。

中国輸入におけるOEM販売は会社を設立せずに個人でも始めることが可能です。しかし、正しい知識や方法を知っていなければ成功までの道のりは長く険しくなるでしょう。
まずは、OEMの具体的なやり方や手順をご紹介します。

1-1.OEM商品を販売する具体的なやり方・手順

①販売したい商品のリサーチ
OEMを始める際に、まず行うべき作業は「販売したい商品のリサーチ」です。
販売商品のアイデアを練る際は、以下の注意点を念頭においておく必要があります。

  • 他製品の情報収集
  • 商品の生産コストの計算
  • オリジナル商品の利益率

他製品の情報収集は怠らず行うことで、商品に対しての良い点・問題点が明確となります。
また、生産コストの計算や決定も、販売商品を決めるにあたり大切な項目です。今後の資金繰りに大きく関係する欠かせない準備とも言えるでしょう。

同じく金銭面で利益率を明確にすることも大切です。利益率が低ければ資金繰りや在庫のリスクが大きくなり、せっかく始めた中国輸入でのOEMが台無しとなる可能性もあるため、必ず気を付けておきましょう。

②市場・競合調査
販売商品のリサーチを行った後は、市場・競合調査を行う必要があります。市場・競合調査を行う際は、以下の点に留意しておきましょう。

  • 需要の高い商品・カテゴリであるか
  • 市場に参入し勝てる商品を作れる見込みはあるか
  • 商品に対して情熱を持って取り組むことができるか

需要が少なければ、当然ターゲットの分母数も少なくなるため、需要の高い市場に参入する方が良いでしょう。
しかし、需要が多い市場は競合が非常に多いことも事実です。競合に勝てる商品を見込めるようであれば、自信と商品に対する情熱を持って市場に参入しましょう。

③ 商品のオリジナルブランド化
市場・競合調査を行い、商品の販売戦略をきちんと掴んだ後は、いよいよ商品のオリジナルブランド化を行いましょう。このとき、他社との差別化を図るために、ブランド名やオリジナルロゴを決定しておくことを忘れないでください。

また、中国輸入において忘れてはならないのが「JANコードの申請」です。
JANコードとは、”Japanese Article Number”の頭文字からとった略称のことです。オリジナルブランド商品を中国で作る際に必須となるため、必ず申請しておきましょう。

④仕入れ先の選択・サンプルの発注
商品の販売体制が整ったら、仕入れ先を選択しましょう。「BtoB」と「BtoC」でおすすめの仕入れ先は異なるため、自身の販売戦略に適した仕入れ先をリサーチして選ぶ必要があります。

また、商品の品質をきちんとチェックするためにも、まず初めの発注は本発注を避け、必ず「サンプル発注」を行いましょう。
サンプル発注であれば少量で商品が届くため、もしも品質に問題があった際は本発注を行う前に仕入れ先を変更することもできます。品質を最もわかりやすく比較するためにも、予め複数の仕入れ先にサンプルを取り寄せるという方法もおすすめです。

初めての取引が海外だと、難易度が高く感じる方もいるかもしれません。しかし、交渉を仲介してくれる代行会社がいるため、初めての取引は代行会社に仲介してもらうことも一つの手だと言えるでしょう。

⑤商品の本発注
サンプル発注で実物チェック後、納得のいく商品を製造してくれる仕入れ先を一つに絞った後は、ついに本発注を行います。仕入先への支払い方法は以下の3つがあります。

  • 直接支払う(海外送金・オンライン決済サービス等)
  • 代行業者を介して支払う
  • 中国パートナーを介して支払う

どの支払い方法であるかは、仕入れ先や事業主により異なるため、自身にとって最適な方法を選びましょう。

⑥商品ページの作成
本発注を行い、いつでも消費者に商品を届けられる状態となるまでに、「商品ページの作成」をしっかり行いましょう。
需要の高いキーワードを集め、設定するだけでなく、商品の見栄えが良く見える画像を作成することも大切です。

2.中国輸入でOEM商品の販売を成功させるためのコツ

ここまで、中国輸入におけるOEMの具体的なやり方や手順をご紹介しました。しかし、通販サイト利用が普及している現在、ただ商品を仕入れて通販サイトで販売するだけで、必ず利益を得られるというわけではありません。

中国輸入OEMを成功させるためには、それぞれの手順の詳しいコツを把握しておくことが大切です。ここからは、中国輸入OEMを成功させるためのコツを詳しくご紹介します。

2-1.商品のリサーチをしっかり行う

中国輸入OEMを始めるにあたり、最も重要となる作業は商品のリサーチです。商品のリサーチは、Amazonでも簡単に行うことができます。

「ノーブランド」と検索して表示される商品のほとんどがOEM商品であるため、どのような商品があるのか、そしてそれぞれどのような口コミが書かれているかまでしっかりチェックしておきましょう。

2-2.質の良い商品を提供してくれる工場を選ぶ

質の良い商品を提供してくれる工場を選んでいるかという部分も、OEM商品の販売で成功するためには非常に重要なポイントと言えるでしょう。
工場を選ぶ際は、以下3つの項目をチェックしておく必要があります。

  • 商品品質
  • 原価
  • ロット

上記3つが揃っている工場を見つけることが最も理想的ですが、すべての項目をクリアした工場に出会うことは簡単ではありません。多くの時間をかけて100%理想の工場を探すよりも、なるべく早い段階である程度質の高い工場を探す方がベストな場合もあるでしょう。

しかし例え、なるべく早い段階で工場を探す場合でも、商品の品質を妥協してはなりません。商品の品質は、最も消費者が重要としているポイントであるためです。

そのため、いかに高い品質で製造してもらえるかが工場選びの鍵と言えるでしょう。そしてロット数や原価は、商品リサーチの段階や資金繰りでカバーすることが定番の方法です。

2-3.商品ページを充実させる

通販サイトが普及している現在、ただ商品ページを作成するだけでは、望むような利益は得られないかもしれません。そのため、ノーブランド商品でも消費者が安心して購入できるような商品ページを作成する必要があります。

まず初めに用意しなくてはならないものは、商品画像の作成です。消費者が商品一覧ページを見て目に留まるような、魅力的な画像を撮影しましょう。

次に、キーワードやタイトル・商品説明文を決めましょう。そのためには、ターゲットとなる人物像をイメージすることが大切です。
ターゲットとなる消費者が検索しそうな、需要の高いキーワードを選定した上で、キーワードにさらに寄り添ったタイトルや商品説明文を考えましょう。

2-4.日本語の説明書を作成する

中国輸入で仕入れたOEM商品の中には、中国語で記載された説明書しか入っていない場合もあります。しかしその商品を購入して実際に使用する消費者は、ほぼすべてが日本人の方であるため、日本語の説明書を入れておかなければ親切だとは言えません。

「外国語の説明書しかなく、使い方が全く分からなかった」というレビューが一つでも掲載されていることにより、見込み客を逃してしまう可能性も十分考えられます。そのため、日本語の説明書を必ず作成しておきましょう。
中国語が全く分からない方でも、代行会社やクラウドソーシングサービスを利用することで、日本語の説明書を作成する事が可能です。

3.初心者におすすめ!中国輸入OEMの代行業者とは

前述の通り、個人や初心者でも中国輸入OEMは始めることができますが、最も効率的に販売を始めるためには、代行業者を介して行うことが最良の方法だと言えるでしょう。

代行業者に頼むメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット デメリット
  • 言語の心配がいらない
  • 中国内にすでにネットワークを持っている
  • 不良品の発生を抑えることが可能
  • 費用が高くなる可能性がある
  • 融通がきかない場合がある
  • 代行業者により対応スピードがバラバラ

中国輸入代行の利用は、いわゆる「心強いサポーターをつける」ということです。
もちろん、すべてを自身で行うよりも費用は高くなりますが、それ以上のリターンが返ってくる可能性も高いでしょう。

しかし代行業者により、対応スピードや発注における融通が利かない場合もあります。
直接の取引ではない為、対応が多少遅れてしまうことは仕方のないことではありますが、なるべく早く対応してくれる代行業者を利用するに越したことはありません。
スムーズに、効率良くOEM商品を販売するためにも、問い合わせの時点で対応スピードや質をよく比較しておきましょう。

まとめ

近年、輸入販売に興味を持つ多くの方から注目され続けている中国輸入。OEM商品を販売して、きちんと利益を得るためには、事前準備の時点から一つひとつ正しいステップを踏むことが大切です。

また、個人や初心者の方が中国輸入OEMを始める際は、中国輸入の代行業者を利用することもおすすめだと言えるでしょう。ここまでご紹介した内容を参考に、成功に近づく販売戦略を立てながら、中国輸入OEMを始めてみてください。

次の記事へ