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中国輸入ビジネスは儲からない?失敗する人の特徴と成功させるコツ

近年では、インターネットを利用することで、自宅にいても簡単に買い物ができるようになりました。また、ネットショッピングは、ただ買い物を楽しむだけでなく、ビジネスにつなげることも可能です。

しかし中国輸入ビジネスは、簡単に儲けることができないビジネスだと言われており、中国輸入ビジネスを始める際には、事前に気を付けておくべきポイントが数多く存在します。
今回は、中国輸入ビジネスがうまくいかない原因や、成功するためのコツなどについて解説します。

1.中国輸入ビジネスは儲からないビジネスなのか?

中国輸入ビジネスは、個人でも手軽に行えます。そのため、正しい輸入方法や商品の見つけ方などを知らない状態で中国輸入ビジネスを始めてしまい、経営が難しくなるケースが多いです。
しかし、仕入れたい商品の選び方や売り方など、さまざまな工夫を行うことで、中国輸入ビジネスを成功させることができます。

まずは、中国輸入ビジネスが軌道に乗らないと言われている理由と、儲けることができる理由について解説します。

1-1.中国輸入ビジネスはライバルが多く競争率が高い

中国輸入ビジネスは、インターネットを利用することで手軽に行えることから、主婦や学生、サラリーマンなどたくさんの人たちが輸入ビジネスの活動を行っています。そのため、参入者が多くなると価格競争も激しくなり、中国輸入ビジネスで儲けることが難しくなります。

しかし、扱う商品にもよりますが、しっかりと利益を上げることができている人もいます。中国の商品は原価が非常に安いため、1つの商品が売れるだけでも高い利益を上げることが可能です。
また、商品の仕入れ方法によっては、仲介手数料が不要な場合もあるため、中国輸入ビジネスで大きな儲けを得ることができます。

1-2.中国輸入ビジネスで儲けることは可能!

中国輸入ビジネスは、日本にいながら中国から輸入ができるなど、輸入ビジネスに挑戦しやすい環境であるため、ライバルが多く存在します。しかし、競争優位性を活用することで、儲けることができます。

儲けることばかり考えるのではなく、ライバルとの差をつくり付加価値をつけることで、経営方法についても注力することが大切です。

2.「儲からない」中国輸入ビジネスを行っている人の特徴

ライバルの多い中国輸入ビジネスを始める際は、しっかりと儲けを出すためにも、事前に中国輸入ビジネスで失敗・成功している人の特徴について知っておく必要があります。

ここからは、中国輸入ビジネスで儲からない人の3つの特徴について、詳しく解説します。

2-1.商品・市場のリサーチが不足している

失敗する人の特徴の1つは、事前に商品や市場のリサーチをしっかりと行えていないことです。中国輸入ビジネスで儲けを出すためには、仕入れた商品が売れる必要があります。
そのため、どのような商品が売れるのか、年齢や性別層などを狙った商品なのか、さらにはどのような売り方をすればいいのかなど、さまざまなリサーチを事前に行うことが重要です。

事前にリサーチが行えていない場合、全く売れない商品や流行が過ぎてしまった商品や、販売できない商品などを仕入れてしまう恐れがあります。

商品をリサーチする作業に時間をかけたくないという人もいるかもしれません。しかし、リサーチを怠っては、成功を収めることはできません。売れる商品を輸入している人は、入念なリサーチに基づいて商品を輸入しています。

2-2.利益率を考えずに仕入れ・販売を行っている

商品の売上から、輸入にかかった費用を除いた金額が利益となります。そのため、商品を販売するときは、各商品の利益計算を行った上で、利益の出る値段で販売する必要があります。また、輸入の段階からどのくらいの利益になるのかを考えながら、商品を選ぶことも重要です。
一方、利益計算を行うことも大切ですが、利益額だけに注目してしまっては、利益率が低いことに気が付かず、儲けを得ることができないケースもあります。

以下は、利益額と利益率の例を表にまとめたものです。

利益額(販売額-輸入額) 利益率(利益額÷販売額×100%)
商品A 6,000円-5,000円=1,000円1,000円÷6,000円×100%=約16%
商品B 2,300円-3,000円=700円700円÷2,300円×100%=約30%

利益額で見ると、商品Aのほうがお得に見えます。しかし、利益率で見た場合、商品Bのほうがより多くの利益を上げていることが分かります。
利益率が高くなると、コストパフォーマンスも優れます。商品を販売する際は、利益率に注目した上で商品数や商品価格を設定しましょう。

2-3.ノウハウ・資金が不足した状態でOEMやODMを行っている

OEM(Original Equipment Manufacturing)とは、ノーブランド品を仕入れ、商品にブランドのロゴを入れてオリジナル商品として販売することです。また、ODM(Original Design Manufacturing)とは、オリジナルブランド商品を作ることです。

OEM商品やODM商品は、他の商品との差別化を図ることが可能です。そのため、OEM商品やODM商品を販売する人が多く存在します。しかし、中国輸入ビジネスの経営におけるノウハウや、資金力がない状態で商品を販売してしまうと、逆に大きく損をしてしまう可能性があります。通常の商品と同じように、OEMやODMに関しても事前に入念なリサーチを行うことが大切です。

3.中国輸入ビジネスで「儲ける」ためのコツ

中国輸入ビジネスを始める際は、上手に儲けるコツをおさえておくことが重要です。ただ単に商品・市場の入念なリサーチや、利益率を考えた商品の仕入れ・販売を行うだけでは、儲けを得ることができません。

ここからは、中国輸入ビジネスで儲けるために知っておくべきコツを3つ紹介します。

3-1.仕入れる商品や販売方法の検討に時間をかける

中国から仕入れる商品の選び方や、仕入れた商品の販売方法は、売上を大きく左右する重要な要素です。そのため、事前に仕入れたい商品のリサーチや販売戦略の立案に時間をかけることが重要です。

例えば、商品のリサーチを行う場合は、大手の通販会社などで売れている商品を検索した後、売れている商品と同じ商品が中国のショッピングサイトにあるかどうか確認します。ショッピングサイトで商品の有無を確認した際、適切なものがあれば輸入しましょう。

また、売れている商品を探すことに特化したリサーチツールを使うことも、1つの方法です。商品を仕入れる前に、まずは土台をしっかりと固めることに注力することがポイントです。

3-2.輸入代行業者を活用する

日本国内にいながら中国の商品を輸入を行う場合は、輸入代行業者の利用がおすすめです。
利用によるメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

  • 中国語や英語ができなくても輸入可能
  • 複雑な輸入手続きは全て輸入代行業者が行ってくれる
  • 代行業者の現地事務所が使える

輸入代行会社には、日本人のスタッフや日本語が話せる中国人のスタッフが在籍しているため、中国語が分からない、英語が分からなくても輸入することが可能です。

また、商品を輸入する際は、さまざまな手続きが発生します。自分で輸入を行う場合は、手続きは全て自分で行う必要がありますが、輸入代行業者を利用すれば、さまざまな手続きを代わりに行ってもらうことが可能です。また、手続きに使っていた時間は、商品をリサーチする時間として充てることもできます。

上記の他にも、輸入代行業者は現地にオフィスや事務所を構えています。少量の商品を発注する際は、一度事務所に商品をまとめた上で日本に発送することができるため、送料のコストを抑えることも可能です。

3-3.仕入れ資金を確保して増加させる

中国輸入ビジネスは、商品を仕入れるだけのお金がなければ、儲けを得ることができません。そのため、中国輸入ビジネスを行う際は、商品の仕入れ資金を多めに用意しておくことに越したことはありません。また、仕入れた商品は中国から日本国内へ輸入するため、国際送料がかかります。

中国から商品を輸入する際は、商品を仕入れるお金以外にも、さまざまな資金が必要となるため、余裕をもって仕入れ資金を用意しておくことが大切です。

事前に仕入れ資金をしっかり確保しておくことで、今後の仕入れ資金も確保しやすくなり、中国輸入ビジネスをより円滑に進められるでしょう。

まとめ

今回は、儲からないと言われる中国輸入ビジネスで失敗する人の特徴と、成功するためのコツについて解説しました。

中国輸入ビジネスを成功させるためには、まずは仕入れ資金を多めに用意しておいた上で、売れている商品の入念なリサーチを行うことが大切です。
また、中国から輸入を行う際は、輸入代行業者の利用がおすすめです。複雑な手続きや言葉の壁などの心配する必要がなくなるだけでなく、手続きにかかっていた時間を仕入れたい商品のリサーチに注力することができます。

中国輸入ビジネスを検討している人は、今回の内容を参考に、中国輸入ビジネスに挑戦してみてください。

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